スーパープレミアム認証事業所

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スーパープレミアム認証事業所

株式会社ANAエアサービス松山

業種/サービス業 従業員数/230人 女性比率/61%%

スーパープレミアム認証達成項目

Project 1

直近の事業年度における正社員に占める女性労働者の割合が国の定める産業ごとの平均値

Project 2

管理職に占める女性労働者の割合が国の定める産業ごとの平均値以上

Project 3

女性労働者の就業継続率が80%以上

Project 4

男性労働者の育児休業取得率100%

多様な人材が、多様な働き方で自分らしく活躍できる企業風土

DEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)を推進し、女性活躍推進、仕事と家庭の両立支援、男性育休取得率100%を達成するなど、性別に関わらず全ての社員が活躍できる職場環境づくりに取り組んでいます。

Project 1

直近の事業年度における正社員に占める女性労働者の
割合が国の定める産業ごとの平均値

ライフイベントを経ても働き続けられる環境

当社では「DEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)」を推進しており、その中の取り組みとして「女性活躍」や「仕事と家庭の両立支援」などにも力を入れています。「女性活躍」としては各部署に女性社員・男性社員がともに働いており、働きがいやキャリアビジョン、人財育成の観点で女性社員も資格・訓練のインストラクターや各班を纏めるチーフ・サブチーフ等の役割を多く担っています。 また、「仕事と家庭の両立支援」としては育児短時間勤務制度があり、お子さまが小学6年生の年度末までは、短時間勤務または育児日を選択して働くことができます。またお子さまの突然の負傷や疾病時に利用できる看護休暇の取得もできる環境を整えています。「結婚・出産・育児」などのライフイベントを経ても働き続けられる環境づくりに取り組んでいます。

Project 2

管理職に占める女性労働者の割合が
国の定める産業ごとの平均値以上

育児・仕事を両立しながら管理職として活躍

管理職の比率に関しても、課長職への女性社員登用や、男性社員が多い部署に女性管理職を配置するなど、職場環境や風土に関係なく女性管理職を登用しています。また、育児短時間勤務制度を利用して育児・仕事を両立しながら活躍する女性社員の管理職登用も行っています。2030年までに女性管理職比率30%を目指して、継続して取り組みを進めています。育児や介護などのライフステージはそれぞれ違いますが、そんな家庭のあり方にも配慮し、一人一人が望むキャリアを積んでいくことができるように、また育児をしている人だけではなく、誰もがワーク・ライフ・バランスを実現できるように、多様な生き方に寄り添った女性活躍推進に力を入れています。

Project 3

出産した女性労働者の就業継続率が80%以上

短時間勤務や短日勤務の制度が整っている

当社は女性の社員比率が多く、女性活躍の推進や仕事と家庭の両立支援等に取り組んでいます。出産・育児休業後の復職においては、短時間勤務や短日勤務(育児日)を選択することができ、小学6年生の年度末まで制度利用をすることが可能です。短時間勤務と短日勤務の選択は一年ごとに更新でき、子どもが保育園などに通う間は送り迎えができるように短時間勤務、小学校に上がると短日勤務に切り替え、参観日などの行事に参加できるようにと活用している社員も多く見られます。育児・家庭等との両立をしやすい環境づくりを目指して、会社の制度拡充や結婚・育児に関するガイドブックの展開、職場環境づくりに取り組んでいます。

Project 4

男性労働者の育休取得率100%

男性も育児休業を取得しやすいようサポート

男性社員の育児休業取得推進にも積極的に取り組んでおり、配偶者の出産を迎える男性社員に対して面談を行い、男性の育児休業について丁寧な説明を行っています。休業中の過ごし方や給付金制度、社会保険料免除等について詳しく説明し、経済的な面で不安を感じている男性社員も育児休業を取得しやすいように、疑問や不安を解消するためのサポートも行っています。2023年度は4名の男性社員が育児休業を取得しました。

目標達成のプロセス

1

「DEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)」の推進

2

結婚・育児に関するガイドブックや各種制度の整備

3

男性も育児休業を取得しやすいようサポート

4

社員が講師となり、育休などの経験談を発信する機会を創出

育休を取得した半年間。宝物のような日々が仕事の大きなモチベーションになっています。

空港事業部
貨物グランドハンドリング課

窪田 晃幸

2011年入社

男性社員が数多く在籍する貨物グランドハンドリング課で、ANAグループ全体でも数少ないマスターインストラクターとして現場を牽引してきた窪田さん。お子さんの誕生を機に業務をシフトし、家庭との両立に取り組んでいます。

社員インタビュー画像
Question 1

育休を取得しようと思ったきっかけは?

初めての子どもが双子ということもあり、育児に対して想像できないことが多くあったことから育休取得に踏み切りました。妻の負担軽減につながればという思いと、子どもとなるべく同じ時間を過ごし、成長を感じたかったことも取得しようと思ったきっかけです。男性社員の育休取得実績があったことも後押しになりました。実際に育休を取得し、育児に専念できたことで一生に一度の今しか見られない子どもの成長を近くで感じ、同じ時間を過ごしたことは何よりの財産になりました。

Question 2

社内で育休を取りやすい雰囲気はありましたか?

当社は職場全体で男性育休を促進していて、上司や総務担当からも育休の取得意思や時期について積極的に相談に乗っていただきました。上司も快く受け入れてくださり、先輩や後輩から応援の言葉もいただきました。総務担当から育休制度について丁寧な説明もあったことから、育休を取得する上での不安解消につながりました。立場上、引き継ぐ業務も多かったですが、取得を決めてから計画的に引き継ぎができるように職場全体でサポートしてくださり、気持ちに余裕を持って対応することができました。

社員インタビュー画像
社員インタビュー画像
Question 3

育休を取得した経験が生かされていることはありますか?

育児の大変さ、またかけがえのない時間であると実感したことで、周りにも説得力をもって育休取得を勧められるようになりました。同社では社員が経験談を発信する「社員寺子屋」という取り組みがあるのですが、私も「育休」をテーマにお話しする機会をいただきました。「将来の子育てに対する不安がやわらいだ」といった感想も聞くことができ、うれしかったです。今後もますます育児参加をする男性が増え、育休取得や育児両立に対する相互理解が進むといいなと思っています。

社員インタビュー画像 年齢、性別、国籍を超え、すべての社員が活躍できる職場を目指して

代表取締役社長

秋田 秀幸

2025年4月就任

事業継続のためには多様な人材が不可欠との認識のもと、誰もが働きやすい職場環境の構築に取り組んできました。社員のエンゲージメント向上が顧客満足度向上につながる価値創造サイクルの実現を目指しています。

社長インタビュー画像
Question 1

認証取得に向けて特に力を入れてきたのは?

少子高齢化における人材不足に対応するため性別・年齢・国籍などを問わず多様な方が活躍できる職場づくりに取り組んでいます。かつては男性職場といわれたグランドハンドリング(航空機の地上作業)の部署も女性の比率が高まってきています。またANAグループ全体でも「DEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)」を推進しており、それに則って当社としても取り組みを進めています。その中で会社として数値目標を設定しており、それがひめボスの認証基準とも一致する部分があります。男性育休取得率や、女性管理職の比率を高めることなどを数値として明確に出した上で、男性、女性ともに活躍できる企業を目指しています。

Question 2

取り組みによる成果を教えてください。

年に一度実施している社員満足度調査では、ANAグループの空港会社の中でも上位の結果を得ています。これは、DEIを推進した結果の一つだと感じています。当社はワンフロアの職場で全ての職種の社員が一緒に働いています。このような環境は非常にコミュニケーションが取りやすく、DEIの推進やコミュニケーションの向上につながっているのではないかと考えています。仕事上の相談はもちろん家庭、育休、プライベートのことも気軽に話せる雰囲気が自然と醸成されているのを感じます。

社長インタビュー画像
社長インタビュー画像
Question 3

目標や夢をお聞かせください。

我々は「空港品質」という考え方でサービスの品質向上、お客様満足度向上に取り組んでいます。そのためには、まず社員のエンゲージメントを高めることが大切です。社員一人ひとりが仕事によって自身の価値を高め、やりがいを持って働くことができたら、その空気感はきっとお客様に伝わるはずです。結果としてお客様の満足度や会社の売上・収益向上にもつながり、生産性が高まっていくことで業績も上がる、それが再び社員に還元されるという「価値創造サイクル」の実現を目指しています。

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企業情報

社名

株式会社ANAエアサービス松山

住所

〒791-8042 愛媛県松山市南吉田町2731

業種

サービス業(他に分類されないもの)

従業員

230人