スーパープレミアム認証事業所
スーパープレミアム認証事業所
医療法人結和会 松山西病院
業種/医療・福祉 従業員数/166人 女性比率/70%
スーパープレミアム認証達成項目
Project 1
出産した女性労働者の就業継続率が80%以上
Project 2
男性労働者の育休取得率100%
Project 3
正社員に占める女性労働者の割合が国の定める平均値以上
Project 4
管理職に占める女性労働者の割合が国の定める産業ごとの平均値以上
透析医療に特化し、一般・療養病棟や透析センター、健診、訪問看護まで地域に寄り添う病院です。基本理念は「笑顔あふれる病院」。患者さんの笑顔につながるよう、女性の活躍や仕事と家庭の両立を支え、すべての職員が働きがいを感じられる環境づくりに取り組んでいます。
出産した女性労働者の就業継続率が80%以上
働きやすさが相互支援の好循環に
育休後もキャリアを中断せず復帰しやすいよう、本人の意向をヒアリングし、勤務時間や配属部署の調整を実施しています。夜勤のない部署への異動など、ライフステージに応じた柔軟な雇用形態を選択できます。また、企業主導型保育園2園(3施設)との提携により、「預け先が見つかるだろうか」という不安を軽くし、安心して子どもさんを預けられる体制を整えています。有給休暇は計画的な取得を促進し、急な休みが必要な場合はチームでカバーする体制を構築しています。子どもの通院や急な対応、学校行事などに利用できる「1時間単位の有給取得」制度も導入するなど、職員の声を反映させた制度を拡充しています。こうした働き続けやすい環境整備で職員同士が相互に支え合う好循環も生まれています。
男性労働者の育休取得率100%
家庭も大切だから男性の育休取得は大前提
家族との時間を大切にできるように、男性職員の育休は取得することを大前提にしています。事情に応じて数週間から数カ月までの育休を取得する職員が増えています。また取得しやすいよう休業期間を分割できる制度も設けています。配偶者の出産が近い職員には、総務から所属長を通じて育児休業の手続き書類を案内し、本人との個別面談を実施します。制度の内容や休業中の過ごし方を説明するとともに、疑問点への相談にも応じています。休暇中の業務が滞らないよう人員配置やICTによる業務改善を進め、他の職員への負担が増えない体制づくりを進めています。2025年度は2名が取得し、「一日中、子どもと触れ合う貴重な時間を持てた」と復帰後のモチベーションが上がったという声も出ています。今年度も1名が取得予定です。
正社員に占める女性労働者の割合が国の定める平均値以上
男性の多い職種で積極的に女性起用
女性が多い看護部門では、結婚・出産・育児などライフステージに合わせて働き続けられるよう、仕事と家庭の両立支援を整え、長期的な視野でのキャリア形成を後押ししています。さらに医師や臨床工学技士、理学療法士、作業療法士など男性が多い職種で女性採用を積極的に進め、多様な人材が活躍できる職場づくりを推進しています。各班をまとめるチーフとして女性が力を発揮する場も拡大。一方で、昨年は男性の看護副師長も誕生し、男女問わず働きがいと成長を実感できる環境が整いつつあります。
管理職に占める女性労働者の割合が
国の定める産業ごとの平均値以上
医療の質を高めるキャリアアップ
当院では、女性の管理職登用にも積極的に取り組んでいます。看護部長は歴代すべて女性が就任しており、女性リーダーが中心となって現場を牽引しています。キャリア形成支援として、多様な研修制度を整備し、人事考課に基づく能力本位の配置を行うことで、性別や年齢に左右されない成長機会を確保しています。今年度からeラーニングを導入し、全スタッフが時間や場所を問わず学習できる環境を構築する予定です。また、資格取得や国内研修への参加支援など、意欲ある職員がステップアップする機会を提供しています。こうした取り組みの成果として、直近では医療事務部門で初となる女性の管理職候補(係長級)が誕生しています。
目標達成のプロセス
1
「働き続けやすい」職場環境の改善
2
休暇を取りやすい雰囲気の醸成
3
ICT活用で業務のムダを省く環境整備
4
キャリア支援で「働きがい」を高める
透析室
坂本 綾子
2012年入社
透析室の看護副主任。モットーは「患者さん一人ひとりに寄り添う看護を大切に」。2018年・2020年に出産後、2021年復職。現在は、年中と小学2年生を子育て中。仕事も家庭も自分のペースで楽しんでいます。
育休を取得して仕事を続けてきた思いは?
育休を取得後、不安なく働き続けられたのは、職場に女性が多く、先輩たちが産休や育休を当たり前の制度として活用してきた実績があるからだと思います。1時間単位で使える有給制度を利用して「授業参観だけ抜けます」と言える雰囲気や、先輩や後輩に何でも相談しやすい「お互い様」の関係が、仕事にも子育てにも心強い支えになっています。
あってよかったと思う職場の支援は?
職場の支援でよかったことは、まず復帰直後に夜勤のない外来に異動ができ生活リズムが整えられたことです。また当初子ども2人が別々の保育園しか入園出来ず、送り迎えなど大変でしたが、提携保育園制度の採用で、同じ園に通わせられた点も大きな助けでした。院内のペーパレス推進では書類の作成作業が減り、その分患者さんに向き合う時間も増えています。
今後の目標は?
今後は、研修や勉強会に参加できる環境を活かし、資格取得やキャリアアップに挑戦したいと考えています。担当している透析分野をさらに深く学び、言語化して外へ発信できる力を伸ばすことが目標です。子育てはバタバタと忙しい毎日ですが、先輩に言われた「働く親の姿を見せることが大切よ」という言葉を胸に、楽しみながら前へ進みたいと思っています。
理事長・院長
(左) 俊野 昭彦
2009年就任
常務理事
(右) 俊野 正彦
2009年就任
「人と人との繋がりを大切にし、人と人との和を結びたい」その思いから医療法人結和会は誕生しました。職員と患者さんが共に心から笑顔があふれる病院づくりを目指しています。
「働き方」「女性の活躍」で大切にしてきたことは?
当院が重視してきたのは、医師・職員が笑顔で働ける環境づくりです。働きやすさは患者さんの安心や満足につながるとの考えから、勤務や休暇の取り方を個々の事情に合わせて柔軟に運用し、子育て中の女性もキャリアを中断せず働き続けられる体制を整えました。職員が前向きに業務へ取り組めることは、患者さんのQOL向上や療養生活の充実、医療の質の向上へと循環していく―その循環を大切にしています。
取り組みの中で一番力を入れたところは?
コミュニケーション強化です。透析治療などはチームで支える医療のため、協力し合える関係づくりが欠かせません。働きやすい雰囲気は心理的な余裕を生み、安心して意見や気持ちも発言できます。そのため、日頃から上司との面談や他部署との合同研修、そして家族も参加できる交流イベントなども企画・実施。さらに「スマイル大賞」や「マナーアップ報告書」を設け、笑顔で働く姿勢や率直な意見を後押しし、風通しのよい職場づくりを進めています。
今後の目標をお聞かせください。
女性活躍やワークライフバランスの推進は、地域医療を持続させる力になります。例えば女医が育休を取得した場合、仲間でカバーしあって将来の活躍につなげられる体制があれば、人材は地域に根づきます。少子高齢化、人材不足の社会課題の中、医療従事者が健康的に働き続けられる環境整備は急務です。私たちは、人と人との輪を大切に、誰にとっても喜んでいただける医療を目指しています。同時に関わる私たちも学び、成長し続けられる職場でありたいです。
企業情報
社名
医療法人結和会 松山西病院
住所
〒791-8034 愛媛県松山市富久町360番地1
TEL
業種
医療・福祉
従業員
166人